XP-PENの液タブにはなんだかんだわりと前からお世話になっている。
なんといってもコスパが良く、W○comの半分以下の価格で液タブデビューできるのが魅力だ。iPadにお絵かき勢は取られていがちだけど、デカい液タブでの作業はいいぞ。パソコンが自動的にデュアルディスプレイになるし。
XP-PENの最近の液タブは、USBtypeCで接続できちゃうのも◎。コードも替えがききまくるし、そもそもコード自体もぜんぜん壊れなかったし。
私のパソコンはHDMI接続も必要ではあったが、わりと些細な問題かな〜。電源もわざわざ変換コード必要なく、日本の電源で接続できるから中華タブも変わったよね。
そんな液タブのPLUSが出ると聞いたので、お買い物マラソンのポイント目当ても兼ねて買ってみた次第です。古いのが完全に壊れるまで使うより、ぜんぜん使えるうちに買い替えて古いの売るほうがコスパいいからね。
商品ページはコチラ↓
Artist 22 Plus 液晶ペンタブレット 「X3 Pro」と大画面が一つに | XPPen公式ストア (storexppen.jp)
どのへんがPLUSかというと、
①筆圧が8192→16384段階へ進化
②画質アップ、色の鮮やかさもアップ
とのこと。
フォームがちょっと丸っこくなっている! 気がする!
あと、前のやつよりずっと重く感じました。
保護フィルムも最初からついてる! ありがとう!
気になる描き心地は…………
新しい液タブ特有の感じがする!(伝わる?)
液タブを買い替えるたびに描き心地にはえ〜! ってなってたけど、今回も一つ進化したような気がしました。
繊細になったかと言われるとまだわからないのですが、紙に近い引っかかりの感覚? は確かに前使っていたものよりある気がするのと、筆圧感知レベルの調整は前より細かくきいています!
iPadのApple Pencil(最近買った)+ペーパーライクフィルムの描き味にも最初は近かったのですが、私はもう少しサラサラ描けるのが好きなので筆圧感知レベルを柔らかめに調整。
そして……
画面がきれいだ!!
前の液タブの画面が汚れてきてた分は確かにあるとは思うけれど、それにしても絶対に今までのXP-PEN液タブより美しい。ちょっと値段上がったのも頷ける。
筆圧感知レベル2倍の方につられて買ったが、画面の変化のほうが私は大きく感じた。
また、ペンが充電不要はそのままに、サイドボタン+おしりに消しゴム(カスタマイズ可)に進化したのも嬉しいポイント。
私はサイドボタンで消しゴム切り替えに慣れすぎてしまい、それに変更したが、液タブ初の方とかはこの「おしり消しゴム」は大きいと思う。消しゴムでなくても、スクロール手のひらツールにするとか、選択ペンにするとか登録しておくとよりサクサク作れるだろう。
W◎com製品やiPadのような指タッチ機能はないので注意! けど私は逆に間違ってタッチされてしまうのがストレスになりがちだったので、ない方が好き。
また、画面のサイドにボタンもないです。これもあった時代のほうが活用どころか押してしまいイライラしがちだったので私はコレで良しです。
片手デバイス(私はそもそも使ってないが)なしで液タブにボタンやダイヤルが欲しいんだー! って人はここも注意かな。
正直ここまで描き味良いの出されるとほんとにW◎comもどんどん使う人減るのでは? と思わなくもない。そもそも液タブ板タブではなくiPad派が増えてるし。
慣れるまでは前まで使ってた液タブの使い方で描いてしまってまだ絵が不自然だけど、この高級(?)な描き味に体を慣らして活用していきたいところ。
あとやっぱり私は液タブはデカくて損なし派です。
ちなみにここまで褒めたけど、前任のArtist22セカンドでも十分絵は描けますので値段重視ならおすすめです!